バニラスカイに溶けた

アイドルは劇薬だと思うんだ。

担当、降りるか降りないか問題

先に結論を述べておきます。降りません。

 

元担が事務所を辞めたのをきっかけに、宮近くんの担当を名乗ることにした。きっかけが元担が辞めたことということが、自分の中でずっと後ろめたさを感じる原因だった。宮近くんの担当を名乗ることも、トラジャ担を名乗ることも申し訳なかった。その気持ちが多少軽くなったのが、松松がトラジャに加入したことと、宮近くんの外部舞台だった。なんだかんだでトラジャ担としては約4年半が経過して、きっとこのまま宮近くんの担当を続けているのだろうと思っていた、はずだった。

自分の中で風向きが変わってきたのが昨年の10月末。宮近くん、しめちゃん、うみさんが出演していた外部舞台「いまを生きる」が、ジャニーズの自担を見る目的でも、にわか観劇好きオタクとしても楽しい現場で、千秋楽の後に燃え尽き症候群になってしまった。こんなに楽しいと思えた現場は久々で、最初に予定していたよりもチケットを増やしてしまった。わざわざ田舎の地方都市から月に3回も東京とを往復した。物理的にも気持ちの面でも、全てをやりきった達成感で、帰りの道で思わず泣きそうになった。

この時点で12月からの帝劇のチケットはなかった。その後の一般発売もカード枠も外れた。更にカウコンとSHOCKも外れた。昔なら頑張ってチケツイ掲示板でチケットを探したのだろうけど、ここ最近年齢のせいなのか疲れなのか、そこまでの気力すらなかった。いま生きがあまりに楽しすぎて、コスパの面で帝劇のチケット代を出すことに抵抗があったのもある。前までは自担がいる現場ならどこでも行こうと思っていたけど、元担が辞めたことと、それに伴いジャニーズ以外の現場に通うようになったことで、チケット代と作品に対する満足度のコスパを考えるようになってしまった。パフォーマンスをする自担を見たいけど、そこまで頑張ってチケットを探す気力がない。そこで辿り着いたのが、今まで知らなかった世界に目を向けることだった。

正直何がきっかけだったのか覚えていない。ドリボを観劇していた友人の話を聞いたこととか、Jr.チャンネルで動画を見たとか、自担ユニのメンバーからよく名前が挙がっていたとか、それらしいものはなんとなくあった。気が付いたらHiHi Jetsのことを好きになってしまった。少クラも飛ばさず見るようになったし、YouTubeの更新がある日曜日がワクワクするようになった。ゆうぴーさんのことを知りたくて土曜日のらじらーを欠かさず聞くようになった。局動画のクリエのダイジェストを見た。オタクが書いたはてなブログを読み漁り、自分が知らなかった情報を補完していった。一人一人のことはさらっと前の記事に書いたけど、改めて5人それぞれの良さを知れば知るほど実感したし、グループとしての強みも分かってきた。そうしているうちに、徐々に一人にスポットを当てて見るようになった。それが猪狩蒼弥くんだ。

猪狩くんのことは、2016年のサマステでよく喋る子だという認識はあった。正直自分の好きなタイプではないからあまり注目してなかった。気になり始めたのは自己紹介ラップ「だぁ〜くねすどらごん」のラップ詞を彼が書いたと知ったことだ。まだ16歳(作詞した時は15歳)であのクオリティの作品を書けることに驚いたし、「1人じゃないから複数形」というフレーズが刺さった。全部後から知ったことだけど、4人時代に紆余曲折あったこと、さくちゃんの加入がグループとしての転機になったこと、それらを経て猪狩くんが今、HiHiというグループを大切にしようとしていること。頭の回転が早くて、リリックだったり振り付けだったり、才能に溢れているところが魅力的で、外では率先して喋るのに、グループ内だと年相応のふわふわしたマイペースな喋り方になるのが可愛い。2019年の目標に「5人でいよ」と答えるのが、たまらなく愛おしいと思ってしまった。

このまま宮近くんの担当を降りてしまうかもしれない、と思った。個人としてももちろんだけど、HiHi Jetsというグループは良いグループだと思う。新規ハイになってる今、これまで気づかなかった魅力や良さを知る過程がとても楽しい。そんなHiHiのこれからの将来を担当として見られたらどれだけ楽しいだろうと思う。けれど、あと一歩のところで踏み止まっている状態だ。

理由は大きく2つある。1つは単純に年齢のことだ。自分はいい年した社会人で、HiHiは思春期真っ只中の16歳〜19歳。その年齢差を考えてしまうと申し訳ない気持ちになる。2つ目は担当になると、個人やグループの嫌な部分が見えてしまうことだ。自分は宮近くんの担当をしているけど、好きだからこそ、嫌というか、もっとこうしてくれたらいいのにと思う部分が大なり小なりある。トラジャというグループのに対してはそういう小さな不満がもっと多くて、複数人が集まっている且つ、メンバー編成が多々変わっているからある程度は仕方ないとは思いつつ、見ていてもやもやしてしまう。純粋に楽しい気持ちだけでオタクができない。じゃあオタクやめてしまえと言われればそれまでだけど、不満はありつつ好きな部分はあるからやめられない。だから、HiHiにはこれ以上深入りしないで、少し離れた部分から楽しいところだけを掻い摘んで見たいと思った。掛け持ちという選択肢も考えたけど、単純にお金と時間が足りないので両立できる自信がない。今まで担当を掛け持ちして上手くいった経験がないのもある。

HiHi担の昨年のサマステ(HiHi単独公演)についてのはてなブログを読むと、なんでこの時自分はサマステに行こうとしなかったんだろうと後悔する。実はドリボのチケットも当たっていたのに、なんで手離してしまったんだろうと頭を抱える。担当になる要因って出会ったタイミングが大きいと実感する。できれば起きて欲しくないけど、もしも万が一、今後HiHi Jetsがグループ編成で今の形で無くなってしまったら、きっと自分は「なんであの時担当にならなかったんだろう」と後悔すると思う。

ここ最近ずっと、降りるか降りないか迷っているタイミングで、宮近くんのとらまる*1が更新された。課金コンテンツだからあまり詳細は書かないけれど、「付いてきてね笑 離れないでね笑」の文に、頭をガツンと撃たれたような感覚になった。自分は頭の悪いオタクだから、これが何かの匂わせなのか、宮近くんの本心なのか、それともただのリップサービスなのかは分からない。けれど、今回の宮近くんのとらまる全体を読んで感じたこと、特にこの一文を読んで、素直にこれからも宮近くんの担当で居たいし、宮近くんを一番に応援したいと思った。自担が直接紡ぐ言葉は思いの外効力が強い。

と言いつつ、数ヶ月後にスパッと担降りしている未来もあり得ると思う。ジャニヲタを続けていて感じることなのだけど、オタ活に「絶対」ということはないのだと。

*1:ジャニーズwebのトラジャの連載。個性溢れる文章と可愛い写真が見られるので是非見てください。