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バニラスカイに溶けた

アイドルは劇薬だと思うんだ。

ジャニヲタが劇団四季「キャッツ」を観た話

自担がジャニーズからいなくなった現実から逃避しようと、最近はあれこれ新たな興味の扉を開いている。という訳で、初めて劇団四季の常設劇場でお芝居を観劇してきた。あまりに楽しかったので、自分の記録用に感想のメモを残しておく。

 

劇団四季の常設劇場は、北海道、東京、名古屋、大阪にあって、それぞれの劇場でほぼ毎日公演を行なっている。これとは別に、専用劇場ではない地方の数カ所の劇場でも公演を行なっている。
自分が行ったのは大阪四季劇場。梅田のハービスというビルの中に劇場が入っている形。7階にある劇場まではエレベーターかエスカレーターで上るのだけど、その時に見える外の景色が綺麗だった。あと、エレベーターのデザインがめちゃくちゃおしゃれだった。同じ建物に入っているとお店もブランドショップやセレクトショップなどで、例えるなら有楽町~銀座の雰囲気に近いかも。
中に入ると吹き抜けのロビーの中央に螺旋階段があって、それを上ると二階席に繋がっている。中の雰囲気はカジュアルな帝劇みたいな感じかな。グッズ売り場と軽食が売られている飲食スペースがあった。

客席に入って驚いたことなのだけど、とにかくセットが豪華。一階席の客席部分や、二階席の壁面や天井までセットが作られている。リアルに、物語の世界の中に入りこんだような感覚。ここまで作りこまれているのは常設劇場ならではなのかな。地方公演だとどうなんだろう。劇中もステージ上の大きなセットが動いたり、壁のセットの仕掛けが動いたり、観ていて飽きない工夫が沢山散りばめられていた。
一階席や二階席の通路には何度かキャストさんがやってくるのだけど(アイドル現場でいう通路降臨、客席降り)、その頻度がとても多くて、本当に客席と一体になって舞台を作り上げているんだなって感覚が伝わってきた。お客さんを選んでキャストと踊るシーンがあったり、カテコでキャストさんと握手できたり。あれ、プレゾンかな?と思ってしまった。自分も通路横だったので運良く握手できたのだけど、両手で包み込むスタイルで、のえる式だ…!と思ってしまった。どきどきした。(いや、のえるくん元々四季出身だから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど。)

お芝居については、歌もダンスも迫力があって見応えがあった。なんでこんなに揃ったダンスをしていて、こんなに安定して歌えるんだろう!?という驚き。それがごく自然に行われていて、プロってすごいんだなーって。個人的にグリザベラ役の方の歌声がとても好きだなあと思った。心に訴えかけてくるような声なんだよね。聞き惚れてしまった。あと、キャストの皆さんとてもスタイルが良くて、立ち姿が綺麗だった。衣装というか、ほとんど全身タイツなのだけど、だからこそ立ち姿の綺麗さが印象に残るんだよね。せっかくだから双眼鏡でもっと細かい表情が見たかったなあという後悔。

トーリーについては、正直一度観ただけじゃ全てを理解できなくて、あとでファンの方の考察ブログを読んでようやく理解できた。その場で見ただけだと、考えるより感じる、という感じの話だった。ネタバレになるからこれ以上は書かないけれど。マジックのシーンとか、列車のシーンとか、演出も音楽も観ていてとても楽しかった。マジックのシーンはちょっとジャニーズの帝劇舞台っぽいなあと思った。次から次へと仕掛けが飛び出して、見ていて楽しかった。

それと、これは毎回やっているのか分からないのだけど、幕間の時間にステージに上ってセットの見学をできたのがとても嬉しかった。なんて太っ腹なサービスなんだろう。大勢の人がいたから、さらっとしか見ることができなかったけど、こういう心遣いがファン的に嬉しいなあと思う。大阪だからなのか、阪神タイガースのメガホンがさりげなく置かれていたのが気になったポイント。

観に来た人を楽しませよう、という細かい工夫が沢山あって、コスパがとてもいいなあと思った。このチケ代でこんなに楽しませてもらっていいの?という感覚。また機会があれば行きたいし、次は他の演目も見てみたい。

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